Veeva社、新たな製品統合を発表 Salesforce社とのパートナーシップを強化
2017年3月27日
Veeva Japan株式会社
Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva)は、新たな統合としてSalesforce Marketing Cloud とVeeva CRMに加えて、Veeva VaultにおけるSalesforce Service Cloudのサポート開始を発表いたしました。ライフサイエンス企業が医療従事者に対して調和の取れた一貫性のあるカスタマーエクスペリエンスを提供できるよう、Salesforce社とVeevaは長期的な業務提携を推し進めています。Veevaはこの10年間、製薬およびバイオテクノロジー業界向けCRMのグローバルプロバイダーとして、Salesforce社とのパートナーシップを強めてまいりました。その間、クラウドイノベーションを推進し、リーディングカンパニーとして業界をけん引してきた両社が抱える共通顧客は、現在250社以上になります。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です)
Salesforce社で会長兼CEOを務めるMarc Benioff氏は次のように述べています。「過去10年にわたり、Veeva社は我が社にとって貴重なパートナーであり、Peter Gassner氏はそのCEOとして極めて優れた手腕を発揮してきました。今回の発展的なコラボレーションは、両社共通の顧客にとって次なる大きな一歩となります。そして次の10年もVeeva社とともに、ライフサイエンス業界の発展を支援していきたいと考えています。」
Veeva創立者兼CEOであるPeter Gassnerは次のように述べています。「Salesforce社はクラウド業界のパイオニアであり、企業における顧客アプローチのあり方を大きく変えました。この10年にわたるパートナーシップをさらに推し進め、両社で連携してライフサイエンス企業が医療従事者との関係を強化し、併せて上質なカスタマーエクスペリエンスを創出する支援ができることを心から嬉しく思います。」
VeevaとSalesforce社でさらに効果的な顧客インタラクションを実現
Salesforce Platformを基盤とするVeeva CRMは、Veeva Commercial Cloudの基幹アプリケーションです。顧客データ、規制対象コンテンツ、マルチチャネルエンゲージメントがVeeva CRMに集約されているため、ライフサイエンス企業は医療従事者の期待に応えるカスタマーエクスペリエンスを提供することができます。Veeva CRMとSalesforce Marketing Cloudとの統合によって両クラウドソリューション間での情報共有が可能となり、それによって営業部門とマーケティング部門は共に顧客エンゲージメントの全容を把握できるようになります。
Salesforce Marketing Cloudから行ったマーケティング活動の記録や関連データはVeeva CRM上で利用可能です。同時に、Veeva CRM Approved EmailやVeeva CLM、Veeva CRM SuggestionsなどといったVeeva CRM上のすべてのデータおよびマルチチャネルインタラクションもSalesforce Marketing Cloudに直接取り込まれます。これにより、両クラウドソリューションを導入しているライフサイエンス企業は、対面型およびデジタル型インタラクションの全体像を完全に把握して、医療従事者に対し、統一感のある首尾一貫したユーザーエクスペリエンスを提供できるようになります。
Veeva Vaultの規制対象コンテンツをSalesforce Service Cloudへ
Veeva Vaultは、社内にある規制を受けるコンテンツとデータを集約し、Single Source of Truthを実現する統合アプリケーション群です。Veeva VaultとSalesforce Service Cloudの両方を導入するライフサイエンス企業は、Veeva Vaultから取り込んだ承認済みの規制対象コンテンツをSalesforce Service Cloud上で利用して顧客の要望に回答・対応することができます。
医療従事者は、製薬およびバイオテクノロジー企業の顧客サービス部門が提供する迅速かつ正確な情報を必要としています。Veeva Vault APIの利用により、顧客サービス部門は規制対象文書の作成や検索、それらの文書へのアクセスをSalesforce Service Cloud上で直接行うことが可能になります。さらに、医師とのインタラクションもすべて記録されるため、顧客サービスおよび顧客サポート部門は、Salesforce Service CloudとVeeva Vaultのどちらからでも、分析ツールを使用して進捗状況を追跡することも可能になります。
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソリューションを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで500社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended October 31, 2016. This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.