プレスリリース

Ora, Inc.社、臨床試験アプリケーションをVeevaで統合、 試験の実施を迅速化

2018年3月19日

Veeva Japan株式会社

 

Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva)は、眼科関連業界の最大手CROであるOra, Inc.社(以下Ora社)が、臨床試験のシステムやプロセスを統合化するためVeeva Vault Clinical Suiteを採用したことを発表しました。Ora社は、CTMS、eTMFおよびstudy start-upのアプリケーション群を単一のプラットフォームにまとめることで、臨床試験全体の業務の効率化と可視性を向上できます。これによりOra社は、内部の関係者と治験依頼者との連携を拡大して、サービスの提供を迅速化し、臨床試験の質を高めることができるようになります。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です)

 

Ora社のクリニカルインフォメーションシステムマネジャー、Edward Leftin氏は次のようにコメントしています。「私たちには、臨床試験オペレーションを合理化する新しいテクノロジーが必要でした。Veevaの統合化された臨床開発アプリケーションスイートのおかげで、当社の臨床試験チームは作業効率を改善することができました。現在では、試験実施医療機関における試験の開始から終了までのあらゆるプロセスと情報を管理できるようになりました。」

Ora社の統合された臨床試験オペレーションへの移行は、Veeva Vault eTMFから始まりました。このアプリケーションは、TMFの生成と同時に臨床試験チームによる文書やプロセスの管理をリアルタイムで支援することにより、査察に対する準備を整えるとともに、試験の終了にかかる期間を数週間から数日間にまで短縮します。またOra社は、Veeva Vault Study Startupの追加により、世界中の試験実施医療機関の選定と試験開始までのプロセスを迅速化できたほか、臨床試験チームはVeeva Vault CTMSにより、試験のライフサイクル全体を通じて従来よりも有用な知見を獲得できるようになり、プロアクティブな臨床試験の管理を実施することが可能になりました。

Veeva Vault Clinical Suiteは、各チームが同じ試験文書やデータを共有できるよう支援することで、より良い意思決定を行えるようにします。例えば、Vault CTMSやVault Study Startupで作成・登録された試験実施医療機関のモニタリング報告書やCVなどの文書は、自動的にTMFの一部になります。こうして手動のステップを減らす一方で、治験依頼者を含む複数組織のチームが、情報をリアルタイムに活用可能になります。

VeevaのVeeva Vault担当シニアヴァイスプレジデント、Jennifer Goldsmithは次のように述べています。「CROは、臨床試験オペレーションを統合化し、治験依頼者との間で今まで以上に協働的・戦略的なパートナーシップを築く方向へ向かう業界全体のトレンドをリードしています。Ora社は、Veeva Vault Clinical Suiteでどのようにシステムとプロセス間の障壁を打開し、試験実施の効率化と品質の改善できるのか、模範的な事例を示してくれています。」

Vault CTMS、Vault eTMF、およびVault Study StartupはVeeva Vault Clinical Suiteの一部で、EDC、CTMS、eTMFおよびstudy start-upのアプリケーション群を一つにまとめ、臨床試験のデータマネジメントとオペレーションを統合化する業界初のクラウドプラットフォームです。Vault Clinicalアプリケーションは、現在、世界的に事業展開しているバイオ医薬品企業の上位20社のうち8社を含む、170社を超えるお客様にご利用いただいています。

 

【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで600社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。

【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended October 31, 2017. This is available on the company’s website at www.veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at www.sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.

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