Veeva、2019年度第4四半期および通年の業績を発表
2019年3月12日
Veeva Japan株式会社
ライフサイエンス業界に特化したクラウドソリューションにおけるグローバルリーディングプロバイダー、Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社:カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社:東京都渋谷区、日本法人代表取締役:岡村 崇、以下Veeva)は、2019年1月31日を末日とする第4四半期と通年の業績を発表しました。過去の業績を含むすべての業績および財務見通しは、ASC606の新収益認識基準に基づいて算出されています。(詳細は原文をご覧ください。)
VeevaのPeter Gassner最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「第4四半期の業績は良好で、2019年度も非常に好調のうちに終えることができました。イノベーション、お客様の成功、そして着実な業務遂行を重視する当社の方針が、長期的に堅牢な成長を支える基盤となっています。」
2019年度第4四半期業績:
- 売上高:第4四半期の総売上高は2億3,230万ドルで、前年同期の1億8,600万ドルから25%の増収。第4四半期のサブスクリプション契約による売上高は1億9,070万ドルで、前年同期の1億5,200万ドルから25%の増収となりました。
- 営業利益とNon-GAAPの営業利益(1):第4四半期の営業利益は6,300万ドルで、前年同期の3,850万ドルから64%の増益。第4四半期のNon-GAAPの営業利益は8,430万ドルで、前年同期の5,520万ドルから53%の増益となりました。
- 純利益とNon-GAAPの純利益(1):第4四半期の純利益は7,120万ドルで、前年同期の4,070万ドルから75%の増益。第4四半期のNon-GAAPの純利益は7,110万ドルで、前年同期の3,780万ドルから88%の増益となりました。
- 1株当たり純利益とNon-GAAPの1株当たり純利益(1):第4四半期の完全希薄化後1株当たり純利益は、前年同期の0.26ドルから0.45ドルとなりました。これに対し、Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は、前年同期の0.24ドルから0.45ドルとなりました。
2019年度通年の業績:
- 売上高:2019年1月31日を末日とする2019年度通年の総売上高は8億6,220万ドルで、前年の6億9,060万ドルから25%の増収。2019年度のサブスクリプション契約による売上高は6億9,450万ドルで、前年の5億5,940万ドルから24%の増収となりました。
- 営業利益とNon-GAAPの営業利益(1):2019年度の営業利益は2億2,290万ドルで、前年の1億5,790万ドルから41%の増益。2019年度のNon-GAAPの営業利益は3億590万ドルで、前年の2億1,920万ドルから40%の増益となりました。
- 純利益とNon-GAAPの純利益(1):2019年度の純利益は2億2,980万ドルで、前年の1億5,120万ドルから52%の増益。2019年度のNon-GAAPの純利益は2億5,410万ドルで、前年の1億4,760万ドルから72%の増益となりました。
- 1株当たり純利益とNon-GAAPの1株当たり純利益(1):2019年度の完全希薄化後1株当たり純利益は、前年の0.98ドルから1.47ドルとなりました。これに対し、Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は、前年の0.96ドルから1.63ドルとなりました。
VeevaのTim Cabral最高財務責任者(CFO)は、次のように述べています。「第4四半期の業績は売上高、利益のいずれも見通しを上回り、非常に良好となりました。当四半期はVeeva Commercial Cloudがこれまでで最も好調な四半期の一つとなり、Veeva Vaultの販売実績は過去最高を記録しました。こうした好調な業績を受けて、当社は来年度も堅調な成長と利益率を確保するという見通しへの確信を強めています。」
最近のハイライト:
- 顧客基盤が拡大し、継続的にお客様の成功をサポート:お客様がVeevaとのリレーションシップを深化させた結果、2019年度のサブスクリプション契約による売上高維持率は122%を記録しました。Veevaの顧客総数は、前年度末の625社から715社に増加しました。その内訳は、Veeva Commercial Cloudの顧客が332社(前年度末は311社)、Veeva Vaultの顧客が572社(前年度末は449社)となっています(2)。
- 主力製品の成功により、Veeva Vault Clinicalが過去最高を記録:2019年度はVeeva Vault eTMFが過去最高を記録しすべてのセグメントで好調が続きました。第3四半期以来、トップ20製薬会社のうち2社とトップ7 CROのうち1 社がVault eTMFを企業標準として採用しています。Veeva Vault CTMSの第4四半期末の顧客数は34社で、前年同期から2倍となりました。
- Veeva Commercial Cloudが市場シェアを拡大:第4四半期に、大手企業での導入拡大と中小企業における成功に伴い、市場シェアが拡大しました。これにはVeeva CRMの欧州での成功が含まれ、同地域ではトップ50製薬会社のうち1社が、グローバルスタンダードとしてVeevaを導入しています。さらにトップ10製薬会社のうち2社が、Veeva CRM Engage Meetingの導入を主要地域において拡大しています。また中小企業のCRM顧客数も第4四半期に15社増加し、通年では合計46社増加しました。
財務見通し:
2020年度第1四半期(2019年2月~2019年4月)のVeevaの財務見通しは下記の通りです。
- 総売上高は2億3,800万ドル~2億3,900万ドル
- Non-GAAPの営業利益は8,500万ドル~8,600万ドル(3)
- Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は0.44~0.45ドル(3)
2020年度通年(2019年2月~2020年1月)のVeevaの財務見通しは下記の通りです。
- 総売上高は10億2,500万ドル~10億3,000万ドル
- Non-GAAPの営業利益は3億6,500万ドル~3億7,000万ドル(3)
- Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は1.91ドル~1.94ドル(3)
(1) 本プレスリリースではNon-GAAPの財務指標を使用しており、これらの指標は様々なGAAP項目の影響について調整されています。
(2)毎年Veeva Commercial CloudとVeeva Vaultの顧客数を合計すると、Veevaの総顧客数を上回ってしまいます。これは、両分野の製品を契約されているお客様がいらっしゃるからです。Veeva Commercial Cloudの顧客には次にあげる製品のいずれか1つでも契約している顧客を含みます(Veeva CRM、Veeva CLM、Veeva CRM Approved Email、Veeva CRM Engage、Veeva Align、Veeva CRM Events Management、Veeva OpenData、Veeva Oncology Link、Veeva Network Customer Master、Veeva Network Product Master)。またVeeva Vaultの顧客は、Vault製品を1つでも契約している顧客を含みます。
(3) Veevaは現時点で2019年1月31日に終了する第4四半期および2019年1月31日に終了する年度の営業利益と完全希薄化後1株当たり純利益のGAAP目標を提示することができません。それはNon-GAAPの営業利益およびNon-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益に含まれない特定の項目を見積もることが難しいためです。特定項目費用の例としては株式ベースの報酬費用、内部利用目的のソフトウェアの開発費用の資産計上、資産計上費用のその後の減価償却に関連する費用などが挙げられます。これらの除外項目の影響は重大である可能性があります。
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで700社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the quotations from management, the statements in “Financial Outlook,” and other statements regarding Veeva’s future performance, market growth, the benefits from the use of Veeva’s solutions, our strategies, and general business conditions. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates and expectations and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially, including (i) breaches in our security measures or unauthorized access to our customers’ data; (ii) our expectation that the future growth rate of our revenues will decline; (iii) fluctuation of our results, which may make period-to-period comparisons less meaningful; (iv) competitive factors, including but not limited to pricing pressures, consolidation among our competitors, entry of new competitors, the launch of new products and marketing initiatives by our existing competitors, and difficulty securing rights to access, host or integrate with complementary third party products or data used by our customers; (v) the rate of adoption of our newer solutions and the results of our efforts to sustain or expand the use and adoption of our more established applications, like Veeva CRM; (vi) loss of one or more customers, particularly any of our large customers; (vii) system unavailability, system performance problems, or loss of data due to disruptions or other problems with our computing infrastructure; (viii) failure to sustain the level of profitability we have achieved in the past as our costs increase; (ix) adverse changes in economic, regulatory, or market conditions, particularly in the life sciences industry, including as a result of customer mergers; (x) our ability to attract and retain highly skilled employees and manage our growth effectively; (xi) a decline in new subscriptions that may not be immediately reflected in our operating results due to the ratable recognition of our subscription revenue; and (xii) pending, threatened, or future legal proceedings and related expenses.
Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations” in the company’s filing on Form 10-K for the period ended October 31, 2018. This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.