帝人ファーマ株式会社、プロモーション資材審査業務のプラットフォームとして 『Veeva Vault PromoMats』を導入
2017年7月18日
Veeva Japan株式会社
Veeva Japan 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岡村 崇、以下、Veeva Japan)は、ライフサイエンス業界向けクラウドアプリケーション 『Veeva Vault PromoMats』が、このたび帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鍋島 昭久)で、プロモーション資材審査システムのプラットフォームとして本稼働した事を発表しました。
このたび、帝人ファーマ株式会社に採用いただいたVeeva Vault PromoMats はコンプライアンスに対応した販促コンテンツ管理のための包括的なソリューションを提供します。エンド・ツー・エンドのコンテンツ管理プロセスを自動化する事で、コンプライアンスの向上と共に、デジタルサプライチェーンにおけるコンテンツの作成から承認、配信までの一連のアクションを高速化します。さらに外部パートナーにもセキュアで制約のないアクセスを提供する事が可能なため、組織内だけでなく審査に加わる第三者ともスムーズに連携できます。それによりプロモーション資材の効率的でありながら厳格な審査とデータの一元管理を実現できます。
帝人ファーマ株式会社 信頼性保証部門 資材審査グループ長の中野 篤様は、次のようにコメントされています。「今回Veeva Vault PromoMatsを採用した事で、審査業務では3つの効果が生まれている事を実感しています。1点目は審査業務フローにおける作業工数自体の削減、2点目は審査業務処理時間のスピードアップ、そして3点目は資材の管理・保管の効率化です。帝人ファーマにおける審査業務では、月間平均で約60件の審査を日々行っておりますが、審査グループは医薬品や医療機器を利用者に『適正に使用してもらう』 ための情報を正確に掲出する事、またそうしたプロモーション資材は医療関係者にとって有益なものでなければならないと考えています。その上で、PromoMatsを活用した事で審査員の工数が削減され、審査の本質であるチェックに混乱なく集中できる状態になった事は良い効果であると考えています。」
帝人ファーマ株式会社におけるPromoMats導入効果
- 導入効果1:作業工数の削減
導入前はPDFベースで審査対象資材やエビデンスを所定サーバーに格納し、審査を実施。資材や資料のPDF化に工数がかかっていた上、PDFベースでの審査で指摘内容に齟齬が生まれるケースもあった。特に図表やグラフに対する指摘には課題を感じていた。PromoMats導入後に注釈機能を活用する事で依頼内容の正確性が担保されるだけでなく、作成者に対して審査員の意図が明確化。作業品質が向上し、作成者へのフィードバック内容に対しての確認作業も減り、作業の手間が解消された。 - 導入効果2:スピードアップ
スピードで言えば、平均で10.8日かかっていた資材審査が5.8日まで改善。全て同条件ではないため、単純に比較できないが、要因としては、下記のポイントが挙げられる。
◇ 審査員がワークフローを利用する事で、タスク管理が明確になった。
◇ 審査作業が重複すると、抜け漏れや混乱が発生するケースがあったが、ワークフロー上で割り込み案件の優先順位を確認しやすくなったため、そうした混乱も解消された。 - 導入効果3:資材管理・保管の改善
もともとPDFをフォルダ等で管理しており、これが月に60件の資料として、どんどん増える状態。こうした多くのファイル管理にも工数がかかっていたが、PromoMatsの導入によって管理工数が削減された。
一方、Veeva Japan 代表取締役の岡村崇は、「Veeva Vault PromoMatsは製薬企業様のプロモーション資材の審査と管理の効率化のために開発されたソリューションです。今回、帝人ファーマ株式会社様に十分なご検討のうえご採用いただいた事を大変ありがたく感謝するとともに、審査業務における効率、品質、コンプライアンスといった全ての観点で継続したサポートができるように、グローバルチームともどもご支援をさせていただきます。」とコメントしています。
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで500社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended April 30, 2017. This is available on the company’s website at www.veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at www.sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.