Veeva、プライバシーを保護した患者データとそのアナリティクス分野におけるリーディングカンパニー、Crossix社を買収
2019年10月8日
Veeva Japan株式会社
Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva)およびCrossix Solutions社(以下 Crossix社)は、VeevaによるCrossix社の買収について最終合意に至ったことを発表しました。Crossix社は、プライバシーを保護した患者データとそのアナリティクス分野におけるリーディングカンパニーです。Crossix社は同社のCEOであるAsaf Evenhaim氏主導の下、独立したビジネスユニットとして現在のブランド名による業務を継続します。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です。原文はこちらからお読みいただけます。)
200社を超える製薬企業から信頼をうけているCrossix社は、米国内の患者データのプライバシーを保護し、クラス最高レベルのアナリティクスプラットフォームを提供して、メディア発信とマーケティング効果が最大化されるよう支援しています。
Veevaの創設者兼CEOであるPeter Gassnerは、次のようにコメントしています。「Crossix社は患者データ、プライバシー、アナリティクス分野のパイオニアであり続けてきました。Evenhaim氏と私は、今後、より患者中心の医療システムを実現するうえで、この協力関係が大きな意義を持つと考えています。両社の協力はライフサイエンス業界が患者アウトカムを向上させていくうえで役立つものとなるでしょう。」
Crossix社の分析プラットフォームは、米国の3億人を超える患者の医療データと非医療データを連携させ、マーケティング効果を高めるテクノロジーです。処方箋薬、一般用医薬品、臨床試験、保険請求、消費者、病院、メディアデータなどに関するすべてのデータが、クラス最高レベルのプライバシー保護機能によって守られます。
Evenhaim氏は次のようにコメントしています。「VeevaによるCrossix社の買収は、お客様にとっても従業員にとっても素晴らしいことです。Crossix社は実績あるテクノロジーリーダーと共同で自社のソリューションを進化させることができ、それがライフサイエンス業界のためにもなります。最も重要なのは、両社がいずれもイノベーションの推進に貢献しており、誠実さ、長期的な思考、そして顧客の成功を重視してビジネスを進めていることです。」
Crossix社は今後もニューヨークに本社を置き、イスラエルおよびベラルーシでの営業を継続します。詳細については、crossix.com/をご覧ください。
【今回の買収について】
合意条件に基づき、VeevaはCrossix社を4億3,000万ドルで買収し、その全額を現金で支払います。買収額は慣例的な買収価格調整の対象となります。またCrossix社の一部の従業員は総評価額約1億2,000万ドルの長期的な株式付与を受けることになります。この買収は慣例的な取引実行条件と規制当局による審査を受けて、11月に完了する予定です。
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業やその他の規制を受ける製造業者向けに、クラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで775社を超える顧客に技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功にコミットする様々なサービスを提供しています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
【Crossix Solutions社について】
Crossix社は世界トップクラスの医療企業と提携し、強力なデータ分析機能によってメディア発信とマーケティングの効果を最大化しています。Crossix社ではプライバシーバイデザインを取り入れた特許取得済みのCrossix SafeMine™テクノロジーを活用し、米国の3億人を超える患者を対象とした業界で最も包括的な医療および非医療データセットを連携させています。クラス最高レベルのクラウドベースプラットフォームであるCrossix DIFA™は、患者と医療従事者を対象としたクロスチャネルの複雑なメディアキャンペーンをリアルタイムで測定し、最適化することが可能です。
Crossix社の顧客は、上位20社に名を連ねる製薬企業、医療システム大手、医薬品販売企業、その他健康関連企業などです。2005年に創設されたCrossix社は、ニューヨークに本社を置き、イスラエルとベラルーシに拠点を構えています。詳細については、crossix.comをご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-K for the period ended April 30, 2019. This is available on the company’s website at www.veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at www.sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.