Veeva Clinicalのリーダーシップチーム

エンドツーエンドの臨床試験業務に数十年携わり業界でも有数のベテランのメンバーが主導しています。世界各地で活躍するリーダーたちは高度な専門知識を備え、イノベーションや顧客志向の取り組みにおいて確かな実績を挙げています。

Mike Davies

Vice President, R&D Sales

Veeva R&Dセールス部門のヴァイスプレジデントを務めるMike Daviesは、製薬業界で20年以上の経験があります。長年のR&D部門での知見と、コマーシャル部門での実績によりその強力なリーダーシップが、当社の貴重な財産となっています。Veevaに入社する以前は、14年にわたり、フェーズフォワード社やオラクル社、トレースリンク社などの臨床技術関連企業でセールスおよびチャネル部門を主導してきました。

技術分野に身を移す以前は研究職にあり、ファイザー社の一部であるパーク・デービス部門で、マネジャーおよびメディカルリエゾンとして5年間の勤務経験があります。サンダーランド大学で学士号(薬理学)を、ブラッドフォード大学では博士号(薬理学)を取得しています。

Rik van Mol

Vice President, R&D Strategy, Europe

Rik van Molは、Veeva VaultのR&D向けアプリケーションスイートを担当するヴァイスプレジデントとして、ヨーロッパ市場に重点的に取り組んでいます。Rikはビジネス・IT分野のコンサルティングや、ライフサイエンス・製薬部門における規制コンテンツのマネジメントを20年近く経験しています。世界最大級の企業を対象に、臨床、規制、製造・サプライチェーン分野といった、ライフサイエンス部門のバリューチェーン全体で複雑な変革プログラムを実施すべく、クライアントを支援する中で経験を積んできました。

Veevaに入社する前には、IBM社(PwC社)が展開するライフサイエンス分野のグローバル・ビジネス・サービス事業でリーダーを務め、同分野の技術革新、コンプライアンス、規制コンテンツのマネジメントを専門とするコンサルティングチームの管理を担当しました。

Rikはルーヴァン・カトリック大学とEHSALで商学および情報技術マネジメントの修士号を取得しています。

STEVE HARPER

VICE PRESIDENT PRODUCT MANAGEMENT, CLINICAL OPERATIONS

Steve Harperは、Veeva Vaultの臨床試験オペレーション向けスイート全体のプロダクトマネジメントを指揮しています。Steveは、ファイザー社、ジョンソン・エンド・ジョンソン社、アラガン社などでの勤務を通じ、ライフサイエンス製品を20年にわたって開発しています。Veevaでは、Vaultのプロダクトマネジメントチームの初期メンバーのひとりとして、Vaultプラットフォームの中心的機能の多くを設計し、市場へ送り出す業務を担当しました。R&Dおよびコマーシャル分野で多数のVaultアプリケーションに関わった経験を持つSteveは、文書のマネジメントや検索を担当するVaultプラットフォームのチームを率いてきました。

Veevaに入社する前には、IBM社とPwC社に勤務し、規制産業を対象としたコンテンツマネジメントシステムの構築と統合を行いました。Steveは英国のハートフォードシャー大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得しています。

Jason Methia

Vice President, Veeva Vault CLINICAL, ENTERPRISE

Jason Methiaは、Vaultのヴァイスプレジデントとして、当社のVault Clinicalアプリケーション(CTMS、eTMF、Study StartUp、SiteExchange)の戦略・運営全般を統括しています。主な責務は、市場をリードする治験事業オペレーション・ソリューションの提供、そしてお客様の成功支援です。当社では、Vault eTMF戦略部門のディレクターを務めた経験もあります。

Veevaに入社する以前は、バーテックス・ファーマシューティカルズ社の治験書類作成部門責任者およびTMFプロセスオーナーとして、品質管理プロセスの標準化と遵守を担う部署を指揮し、臨床開発ポートフォリオ全体におけるTMFコンプライアンスの確保に努めてきました。バーテックス社ではさらに、臨床試験のスタートアップおよび施設立ち上げプロセスの支援を目的としてゼロから構築された同社のウェブベースアプリケーション、Study Startup Management Systemの事業責任者も務めています。

臨床試験オペレーションや薬事業務、査察準備など、ダナ・ファーバー癌研究所やワイス・リサーチ社といった組織でJasonがこれまでに担当してきた業務は多岐にわたります。バーモント大学で学士号(心理学)を、ノースイースタン大学では修士号(医薬品開発・薬事規制)を取得しています。

Henry Galio

Senior Director, Vault CTMS

Vault CTMSのシニアディレクターを務めるHenry Galioは、Veeva Vault CTMSアプリケーション全体の市場戦略および指揮を担当しています。Henryは、臨床試験オペレーション用ソフトウェアをより使いやすく改善することと、CTMSをさらに効率的で心地よいソフトウェアアプリケーションへ進化させることに情熱を注いでいます。

ライフサイエンスに30年以上、臨床試験システムや臨床データ解析法の開発と実践に18年以上携わってきたことから、臨床試験オペレーション用ソフトウェア、業務プロセスの最適化、CTMS(臨床試験管理システム)の効率化に熟練しています。Veeva入社前には、トップ10に数えられる製薬企業やバイオテクノロジー企業に10年間勤務。その後、Siebel社、IBM社、オラクル社といった主要ソフトウェア企業に18年間勤務し、コンサルティング、アーキテクチャ、販売、戦略分野で幅広い役職に従事しました。そのキャリアにおいては、何百社ものライフサイエンス企業を対象に、CTMSソリューションの顧問や開発者を務めるとともに、CTMS、臨床的統合、臨床分野のデータウェアハウジングやモノのインターネット(IoT)、個別化医療について国際的な場で発言してきました。

Henryは生物学と経営学の学位を取得しています。

Todd Tullis

Director, Product Management

Todd Tullisは、当社のプロダクトマネジメント部門でVault SiteExchangeのディレクターを務めています。臨床開発技術分野での15年間で、製薬企業や医薬品開発業務受託機関、医療機器団体、研究機関に貢献してきました。CTMSからEDC、eTMFにいたるまで、実に多様性に富むその経歴は、「臨床試験の効率化と効果向上を図り、人々の健康を促進する」という、仕事に対する彼の使命感に支えられてきました。

2011年以降は、TMFマネジメントにおいて最も幅広く活用されている標準リファレンスであるTMFリファレンスモデルの策定に無償協力しています。2015年にはバージョン3の策定にかかるTMFリファレンスモデルの改訂を指揮し、現在はその運営委員を務めています。Toddは、カリフォルニア大学デービス校で遺伝学の学士号を取得しています。

Michael Burton

Director, VALUE ENGINEERING

Michael Burtonは、当社R&DアプリケーションのGlobal Value Engineering プログラムを担当しています。臨床試験オペレーションの分野で15年の経験を持ち、2000年以降はeクリニカルテクノロジーの実装に携わっています。

直近では、セオレム・クリニカル・リサーチ(旧オムニケア・クリニカル・リサーチ)社に勤務した5年間でシニアディレクターやeクリニカルソリューションのディレクターを務め、施設マネジメントや被験者募集業務にも関わりました。イノベーションを中心に据えたこうした職務の中で、Michaelはエンドツーエンドの重要プロセスを再設計・実装し、社内チームや顧客の意見に耳を傾けてきました。

ワイス・ファーマシューティカルズ社の技術部門およびグローバル臨床試験マネジメント部門での勤務経験があり、EDC推進チームの一員として、当時10%であったEDC導入率をわずか1年間で90%にまで押し上げました。彼はまた、ワイス社におけるEDC導入後初の臨床試験を実施した一人でもあります。ケンドル社およびアイコン・クリニカルリサーチ社で臨床研究関連業務に携わって以来、この道を歩み続けています。

Ashley Davidson

Director, Vault Study Startup

Ashley Davidsonは、臨床研究分野での14年にわたる知見を生かし、Vault Study Startupのディレクターを務めています。その業界経験は研究および治療領域のあらゆる領域に及び、とりわけ臨床試験のスタートアップや薬事、提案、受託管理業務については高い専門知識を誇ります。

Vault Study Startupの市場責任者を務めるAshleyは、中小企業の顧客を主なターゲットとして、市場責任者らやプロダクトマネジメント、マーケティング、サービス、販売計画担当者などで構成される部門横断的なチームを統括しています。

当社に入社する以前は、12年以上にわたって執行役員相当の職務を担い、中・大規模のCROにおけるグローバル臨床試験のスタートアップチームを監督してきました。クラウドベースの臨床試験・施設の立ち上げ技術を事業とするゴーバルト社でカスタマーサクセス部門のディレクターを務めた後、同じくクラウドをベースとする臨床試験スタートアップマネジメントの基幹ソリューションを発表した小規模新興企業であるエイコーンアプリケーションズ社で、臨床開発部門の執行役員を務めました。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で英語学の学士号を取得しています。

Franciska Darmer

Director, Veeva Vault eTMF Strategy

Franciska Darmerは、当社のVault eTMF戦略部門でディレクターを務めています。ライフサイエンス業界での15年以上に及ぶ経験を通じて、特にTMFやeTMFといったR&Dおよび臨床試験プロセスに関する深い専門知識を身につけました。当社eTMF製品のEU市場責任者として、ライフサイエンス業界におけるTMFマネジメントのニーズと薬事要件の把握に努め、オピニオンリーダーとしてEUチームのセールス部門をサポートしています。

Veeva社に入社する以前には、CSC社の規制コンテンツマネジメント部門でビジネスおよびITコンサルタントとしての勤務経験があります。レオ ファーマ社でTMFプロセスの実施とグローバルビジネスプロセスの管理を責務とするTMFプロセスオーナーおよびマネジャーを務めて以来、製薬業界に身を置いています。

Sondra Pepe

Senior Product Manager

当社のVault CTMSシニアプロダクトマネジャーを専任するSondra Pepeは、医療機関勤務時代にライフサイエンス業界に対して興味を持ち、その後、臨床試験関連のソフトウェアに強い関心を抱くようになりました。プロトコール作成や試験デザイン、CTMS、臨床試験スタートアップ、モニタリング訪問レポート、リスクベースのモニタリングなどといった広範に及ぶさまざまな臨床研究技術に、12年以上にわたって直接携わってきました。

Veeva社に入社する以前は、メディデータ・ソリューションズ社でCTMSおよび助成金管理計画部門のシニアプロダクトマネジャーを務めていました。臨床研究専門家としての資格を有し、Clinical Studies誌およびPharmaExec.comでの記事執筆経験のほか、DIAやタフツ大学医薬品開発研究センターのエグゼクティブフォーラム、SoCRAなどといった業界関連の学会での発表経験もあります。

Yvonne Hsieh

Product Manager

当社でeTMFのプロダクトマネジャーを務めるYvonne Hsiehは、エンドツーエンドのソリューション設計担当者として、医師と治験依頼者における臨床試験全体を通じた文書管理をサポートしています。

当社に入社する以前には、メドリオ社のEDCソリューションのプロダクトマネジャーとして、臨床試験ソフトウェア関連の専門知識を身につけ、戦略計画から製品デザイン、要件作成、機能開発、販売開始にいたるまで、製品のライフサイクル全体を統括していました。ヴェロス社ではCTMSコンサルタントとしての勤務経験もあり、顧客と密に関わりながら、多組織にまたがる複雑な環境の中でCTMSの実装およびカスタマイズを行ってきました。